
1960年(昭和35年) 福井県生まれ O型 魚座
3つ上の兄(現社長)と二人兄妹
1984年に(24歳)今の主人の森下と結婚。子供は男ばかり3人
家は車で3〜4分の近くに嫁いだ為、結婚しても変わらずに仕事を続けて現在に至ります。
【子供時代】
両親は二人とも関東出身ですが真珠の縁で三重県の賢島・淡路島(昔は淡路でも真珠養殖が成されてました)を経て、最後にこの福井の若狭での真珠養殖の歩みがはじまりました。
生活は常に真珠養殖が中心で、家庭の中の話しもほとんど真珠の会話という環境で育ちました。幼い頃から遊びがてらに養殖の手伝いをして
その中で、生き物、自然相手の仕事は、多くの人の労力と手間ひま、そして人々の愛情とで、あの美しい真珠が出来るという事をなんとなく肌で感じました。
冬になると、父が一人で全部の真珠の選別しながら、一人で「いい珠やな〜」とか何回も
一握りすくっては、一回一回自然光の方に持って行っては見ほれている姿(ニヤニヤと)や、母と二人で「この珠綺麗ね〜」などなど楽しそうな会話を聞いて、幼心に真珠の醍醐味や魅力的な珠ってどういうものかを肌で感じていきました。
【短期大学で学んだ事】
短大は東京の目黒にある杉野女子短期大学(ドレスメーカー女学院)で服飾の学校。
選んだ理由は単純に自分で好きな服が作れたらいいなと、そして、どうせ行くのならドレスメーカー学院の本家本元の短大がいいかと入学しました。(メチャクチャ裁縫は苦手だったのですが)
ミーハー的な感覚で入ったら、一番基礎を重んじる学校を選んだものですから毎日がお直しの連続でした。下ごしらえの多い事、基礎・基礎の地道な事ばかりでした。
ここで、しっかりした美しいラインの服を作るのには、その裏に地道な下ごしらえと基礎があって始めて出来上るものという事を学びました。布地も最高の布を見たり、触れたりして18、19歳の何も分からない時に物作りというものはどういう事か、見えない所にどれだけ労力をおしまずにするかという事が、本物と見せかけだけの物との違いを学びました。この二年間で学んだ事も今の製品作りにも生きているのだろうと思います。
【短大卒業後】
家の仕事(真珠)の手伝いのため帰省(20歳)
夏場は養殖の仕事を手伝い(3年間は核入れもしました)冬場は真珠の選別や加工そして口コミでいらしたお客様に真珠をお見せするというサイクルでしたが、24歳に結婚をして子供が出来たのを機会に養殖の方はやめて、主に選別と加工・接客だけするようになりました。その当時は予約のお客様や口コミで尋ねて来られたお客様だけ自宅の一室で見てもらうスタイルでした。
今の店舗が出来るまでは、14年間はお客様の予算や好みをきいてから、その場で沢山ある真珠の中から選びだして、作りあげる作業をこなし、結構集中力をようする経験でしたが、その時の経験のおかげで、今、店に無い注文があっても即座に対応する術は覚えました。
今現在の店舗が出来たのは、1994年の12年前です。(当時34歳)
ようやく、下の子供が4歳になりお店をしても大丈夫な時期と今までの14年間の実績と口コミのお客様が多くなり自宅でしているのを知らずに目の前の道路を行ったり来たりしたりと迷っているお客様も多くなり、お店にして誰でも分かるようにしないというタイミングが合わさり養殖場と加工と店舗が一つになった社屋を作りました。
店舗が出来たからには、今までのようにお客様が来てから作っていては大変です、完成品を仕上げてお店にディスプレイする今のスタイルになりました。
私も含めスタッフ全員が、製品を作り接客もしてという一人何役をこなしております。
【真珠製品への思い】
よく真珠の勉強やデザインはどこで勉強したの?って聞かれますが、それは小さい頃から肌で感じ取って自然に養われていったものだと思います。
そのせいか
模造真珠や、良くないいき過ぎた加工で綺麗にした真珠を見たり触ったりしたら本能的に違和感が出て(気持ち悪い・・・・なんか変?・・・・と)と感じてしまいます。
あこやの真珠はいろいろな色目・フォルム表情など、その魅力は見ているものを癒し楽しませてくれます。そして創造をかきたてられます。その素直な気持ちをそのままに製作をしております。
魅力的な真珠を見ていると、心がなごんだり空想の世界に入ったりと仕事しているのか真珠と遊んでいるのか分からない時がたたあります。
私自身、仕事と家庭や子育てと日々めまぐるしく日常をおくっておりますと、ストレスが溜まる時もあります。
その中で真珠をとおして、心がなごみ癒されたり、華やかな気持ちになったりと真珠には不思議なパワーを感じております。
私自身のそういう経験からも、日々頑張っている女性の方や贈り物をと考えている方達へ
真珠をとおして、心が落ち着いたり癒されたり、華やいだりと日々の生活のうるおいや、愛、絆、思いを伝えるお手伝いが出来ればという思いで制作しております。

■店長ブログ■ |